格安SIM・格安スマホの総まとめ【みんなの格安スマホ/SIMランキング】

格安スマホ/SIMランキング 格安SIMやMVNOにまつわる便利な情報、役立つ情報を発信します!

格安スマホ/SIMランキング 格安SIMやMVNOにまつわる便利な情報、役立つ情報を発信します!

  • TOP
  • SIM
  • 格安SIMへの乗り換えはホントにキャリアよりお得? 損する人と得する人の分かれ道

格安SIMへの乗り換えはホントにキャリアよりお得? 損する人と得する人の分かれ道

2017年10月30日

「格安SIMへの乗り換えで絶対に得できる!」は大誤解

「格安SIMにすれば絶対に節約できる!」と思っているのであれば、ちょっと待っていただきたい。急激に普及した格安SIMは、そのイメージが先行し、「誰でも安く」「絶対に安く」なると思ってしまいがちだが、実はそうとも言い切れない。

ここでは、格安SIMにして損する人、得する人をテーマに「格安SIMに乗り換えれば絶対にキャリアよりお得になるのか?」を探っていこう。

格安SIMで損する人① 【サポートを重視する人】

そもそも、格安SIMはどうして安いのか。

格安SIMとは、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアよりも格安でSIMカードを利用できるサービスのことだが、回線自体はキャリアから借りて運営している。つまり、基本的に回線の基地局などを持っていないため、維持費がかからず、キャリアほど宣伝費もショップ運営費もかけていないため、その分安くサービスを提供できるというのが“格安”のカラクリだ。

 

しかし、この仕組みは安さと同時にデメリットも生み出してしまう。たとえば、格安SIMを運営するMVNOはキャリアと比較するとサポートが行き届いていないと言われているが、これはキャリアほど街中にショップを設けていないため、「対面契約がしにくい」「疑問点を解消しにくい」といった問題点につながるからだ。最近では、店舗契約に対応するMVNOも増えてきたが、窓口が家電量販店などの場合は対応する販売員の数が少なかったり、混雑によっては対応に十分な時間を取ってもらえなかったりといったこともあり、キャリアの手厚い体制にはまだ及ばない。

 

さらに、MVNOによってはサポート電話がつながりにくく、契約前後のトラブルをスムーズに解決できないことがある。MVNOへの問い合わせ窓口としては、チャットがここ最近の主流だが、ネットリテラシーが低いユーザーにとってはハードルが高いと言わざるを得ない。

 

つまり、金銭的な損得とは少し違うが、格安SIMで損する人としては「サポートを重視する人」がまず挙げられる。

格安SIMで損する人② 【ガラケーから乗り換える人】

では、金銭的に損するのはどのような人だろうか。

代表的なところでは、「現在ガラケーを使っている」というケースだろう。「基本的に待ち受け状態。たまに通話をする」という人であれば、モバイル端末の運用費としてもっとも安いのはガラケーである。ほとんどインターネットに接続しない、という条件付きではあるが、ドコモとソフトバンクなら月額934円、auなら998円(通話料は別途かかる)で利用できるため、いくら格安SIMであっても安さでは太刀打ちできない。

また、ガラケーからスマホに乗り換えた場合、当然だが端末代もかかるため、一括払いにしようが分割払いにしようが、初期費用はある程度かかると思っておいたほうがいいだろう。

ちなみに、初期費用という面でいうと、格安SIMに乗り換える際は以下の費用がかかる(価格は税別)。



上の表は、「MNP」で格安SIMの乗り換えた際に発生する、主な費用をまとめたもの。

MNPとは「モバイルナンバーポータビリティー」の略で、携帯電話番号を変えずにキャリアを乗り換えること。大半の人はMNPで格安SIMに乗り換えると思われるが、そのためにはキャリア側に転出料として2000~3000円を支払う必要があるのだ。

また、やっかいなのが契約解除料。キャリアで契約をしていると、必ずといっていいほど2年契約のプランに加入することになる。いわゆる2年縛りは、2年間継続して契約をすることを条件に割引を適用するというもの。2年経過した際は自動更新となり、更新月とその翌月の2ヵ月間以外に契約を解除しようとすると、手数料がかかってしまう。それが、この契約解除料である9500円だ。

また事務手数料(初期費用)はMVNO側に支払うもので、全社共通で3000円となっている。格安SIMには音声通話SIMのほかデータ専用SIMもあるが、それらの種類に関係なく発生する費用だ。

 

まとめると、キャリアから格安SIMに乗り換える際は、MVNO側で新たに契約した際にかかる月額料金を除いて、最大で1万5500円の初期費用がかかるということ。契約解除料に関しては、更新月とその翌月の2ヵ月間に契約解除をすることで0円になるが、なにせ期間が2年と長い。なかなかタイミングを合わせるのも難しいだろう。

 

ただし、乗り換える際に1万5500円かかったとしても、キャリアと格安SIMで発生する3000~5000円ほどの差額を考えれば、3~4ヵ月もすれば十分に元は取れる。

ベストなのは、2年契約の更新月を見計らってキャリアを解約。初期費用を最小限に抑えることだが、もし更新したばかりで契約解除料を免れられないという場合であっても、節約という面では乗り換えて損することはない。

格安SIMで損する人③ 【家族割を活用している人】

キャリアの家族割を活用している人は、通常料金よりも大幅な割引が適用されているケースがあるため、格安SIMへの乗り換えで逆に月額料金がアップする可能性も。

なかでも家族間通話はそのキモとなる存在。3キャリアとも、家族間通話を24時間無料にする割引サービスを用意しているため、それらを利用していて、なおかつ「かけ放題には入っていない」という場合は、格安SIMにすることで損することも考えられる。

格安SIMにもかけ放題サービスは用意されているので一概にはいえないが、少なくともキャリアのような家族割は少ないので、乗り換える際はよく計算する必要がある。とにかく家族間で長電話をするという人は、キャリアに残留した方がお得だ。

格安SIMで得する人【サポートやサービスよりも安さ重視の人】


現在キャリアでスマホを使っていて、サポートよりもサービスよりも、とにかく月額料金の安さを重視したいという人は、格安SIMに乗り換えることでほぼ確実に得することができる。

 

そもそもキャリアと格安SIMは、料金形態が大きく異なる。キャリアは「基本料金(かけ放題など)」+「プロバイダ料(ドコモならspモードなど)」+「データ使用料」の3段階契約が基本。一方で格安SIMは、「基本料金」=「データ使用料」になっており、シンプルなうえにトータル額がかなり安い。以下は、キャリアからドコモ(スマホでかけ放題契約時)、格安SIMからmineoを例にして月額料金を比較したものだが、データ容量は1GBアップしているにもかかわらず、mineoのほうが月に3900円も安くなる(mineoで10分かけ放題を付けると3050円)。年間にして4万4800円。これはかなり大きな節約だ。

ただし、先述したように格安SIMはサポート体制がキャリアほど整っていない。そのうえ、インターネット経由で契約をした場合、SIMカードをスマホにセットし、接続設定や回線の切り替え手続きを行う必要があるなど、“自分でやらなければならないこと”が多い。今までキャリアにお任せだったことを、自分でできるだろうか――。これは、格安SIMに乗り換える際、もっとも重要なチェック事項だ。

実際に、格安SIMへの乗り換えが相次いだ2017年4月には、全国の消費者センターに「SIMが使えない」「修理に出そうとしたら代替機がないと言われた」などといったトラブルが多数寄せられたという。

 

何かトラブルに遭ったとき、インターネットを使い、自分である程度の解決策を見出せなければ、格安SIMを使いこなすのは難しい。安いものには安いなりの理由があることを頭に入れ、多少の不便さはある程度割り切れる気持ちがなければ、得をするどころか、そもそも格安SIMを使うのに向いていないということになってしまう。

 

格安SIMへ乗り換えて後悔しているという人の大半は、「現在の契約状況はどうなっているのか」「そもそも格安SIMとはどういうものなのか」といった事前調査が足りなかったと言わざるをえない。

キャリアから格安SIMへ、損することなく乗り換えられるか。それは、現在の契約状況や、格安SIMがどういうものなのかという理解度によって大きく変わってくる。月額料金だけ見れば、確かにキャリアよりも格安SIMの方が安い。しかし、安さだけを見て乗り換えるのは失敗のもとなのだ。

格安SIMはなぜ安いのか――その理由をきちんと理解することこそ、格安SIMの乗り換えで“損しない人”になる最大のポイントだ。

 

当サイトについて

「みんなの格安スマホ/SIMランキング」は格安SIMやMVNOにまつわる便利な情報、役立つ情報を発信するサイトです。

免責事項